コリン・ターナー

　　成功とは、各々にとって価値のある目的を絶え間なく達成して
　　いくことである。
　　大多数の人々は、自分の成功を他人と比べることではかる。
　　だが本物の成功とは、自分の潜在的な力を使っての進歩や上達
　　であり、それぞれの目的や個人的な目標と照らし合わせなくて
　　はならない。

　　だが、成功は目標の達成場所にあるのではない。
　　世の中ではそう見なされるが、本来は、目標までの過程に
　　あるのである。

　　今自分がどこにいるかは大したことではない。
　　どの方向に向かって歩いているかが大切なのだ。
　　成功とは過程である。その過程での姿勢や習慣の成果のこと
　　なのである。
　　非凡な才能や能力の産物ではなく、そうした才能や能力を
　　使いこなすことを学ぶことが成功なのである。
　　それは並外れたことをするのではなく、当たり前のことを
　　並外れてうまくやることなのである。

　　したがって、目標や目的は人生のなかで絶えず決定され
　　設定されねばならない。
　　一連の目標をすべて達成したら、新たにさらに高い目標を設定
　　しなければいけない。
　　そうしなければ成功は得られない。

　

　（コリン・ターナー
　　　　　「あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法」より）

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　　私たちが人生の均衡を失うと、自然の法則が速度を落とすように
　　命じるのだ。
　　人間は唯一、自分で選択することによってしか人生に均衡を築け
　　ない生物だ。人類は、その選択のパワーを使わなければならないのだ。

　　自分自身を仕切るのはとても難しいことだ。
　　もし会社で大きな問題があれば、どうしてもそれを家にもち込んで
　　しまうし、もし家庭生活が不穏だったら、それを会社にもち込んで
　　しまいがちになる。
　
　　調和を取り、バランスを保つためには、人生のあらゆる分野において、
　　あなたの価値観と一致した明確な目標をもつこと以外にない。
　
　

　　　（コリン・ターナー「あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法」より）